STEP1
物件購入の相談
まずは購入したいマイホームはどのような物件なのかをイメージしていきましょう。
希望条件に100%合致した物件を見つけるのは残念ながら不可能です。
優先事項を事前に考えておくことで買い逃しを防ぐようにしていきましょう。
このステップのポイント
どんな希望条件を優先するか、予算との兼ね合いで購入物件種別も変わってきます。
プロのアドバイスを聞いて決めていきましょう。
現在の自宅で改善したい点をピックアップしましょう
現在住んでいる自宅の中で改善したい点を書き出していきましょう。
例えば…
- 子供の成長に伴って部屋の数を増やしたい。
- 駅から遠いので駅近くが良い。
⇒書き出すことで、家族同士の考えを知ることができます。
ピックアップした中で優先順位をつけましょう。
書き出した希望条件で優先順位をつけましょう。
改善したいことや大切にしたい点は多くあるかと思いますが、全てを満たす物件というのはありません。そのため、『ここは絶対に譲れない』という点を絞りましょう。
⇒不動産会社の営業担当者と話すときに、話がスムーズに進められます。
物件の種類は決めすぎず、不動産会社に相談し決めましょう。
事前に、物件種別ごとの特徴を知っておくことは大事なことです。
物件種別のメリット、デメリットは以下の内容になります。
- 中古マンション
- 【メリット】駅近で探せる、セキュリティ面の安心感(管理人、鍵1本で出かけられる)、火災・地震などに強い、建物の維持管理は共同負担で自己管理不要。
【デメリット】ペット飼育、リフォーム等に制限がある場合もある、駐車料金がかかる、駐車場の台数制限がある。 - 中古戸建
- 【メリット】購入価格が抑えられる、立地のよいものを選べる、隣人情報を事前に確認できる、現物を確認することができる。
【デメリット】リフォームが必要な場合もある。 - 新築建売住宅
- 【メリット】購入価格が注文住宅に比べて抑えられる、標準設備はついており見栄えはよい。完成物件を購入できる場合も多い。税制上の優遇が大きく、建物保証がついている。
【デメリット】価格を抑えるため土地面積は小さいものが多い、同じような仕様の建物が並んでいる、隣接物件との距離が近いものも多い、間取り、仕様が決まっている。 - 新築注文住宅
- 【メリット】自分好みの物件が建てられる、税制上の優遇が大きく、建物保証がついている。
【デメリット】プランと建物面積により価格が決まるため高価格になる、当初の予定より高くなってしまうケースが多く、土地探しが必要である。
以上の3つのポイントを意識して自分のマイホームをイメージし、優先順位をつけて良い物件を見つけた際に買い逃しのないようにしていきましょう。
- 家族で重視するライフスタイルの優先順位を考えてみましょう。
例)子供が小さいので治安が大事、子供は高校生で数年で巣立つため夫婦の趣味を大切にしたい。車生活なので、駅からの距離より買い物環境や病院などの生活施設と住環境が大事。 - 物件の特徴(メリット、デメリット)を知っておきましょう。
- 各自で予算があるかと思いますが、価格は、物件種別、立地条件と広さ、築年数などにより決まってきます。自分の予算の範囲内で、よりライフスタイルや重視したいポイントを叶えるためには、物件種別を決める段階から不動産会社=専門家に相談しましょう。はじめから希望条件を決めすぎると購入範囲を狭めてしまい、結果物件購入ができない、又は的外れのものを選んでしまうことになる可能性もあります。
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