STEP10
残代金の受領と物件の引渡し・所有権の移転
残代金の受領を適切に行うことで、売主は取引の完了と報酬の確保を実現し、安心感を得ることができます。この記事では、売主目線から残代金の受領について詳しく解説します。売主がスムーズに残代金受領から所有権の移転の手順や注意点についてご紹介します。
このステップのポイント
所有権の移転時に用意するもの

所有権の移転時に用意するものは下記のようなものがあります。
- 登記識別情報(権利証)
- 印鑑(実印)
- 印鑑証明書(3か月以内)
- 固定資産税納付書・固定資産評価証明書
- ガス、水道などの精算領収書
- 管理規約、パンフレット、建築確認書など
- 登記費用(抵当権抹消登記等がある場合)
- 売却物件の鍵
その他に必要な書類もある場合がございますので、担当の営業に必ず確認しましょう。
売買残代金の受領と不動産引渡しの流れ

当日の流れは以下のようになります。
- 登記の申請書類の確認
- 売買残代金の受領、所有権の移転
- 固定資産税、マンションの管理費等の精算
- 関係書類の引渡し
- 鍵、不動産の引渡し
売買残代金受領と引き渡しを行い取引の完了となります。売買残代金受領時に必要なものがないなど起きてしまうと日付を変更しなくてはならない等の問題も生じます。必ず営業スタッフに何を持っていくのか、いつまでに何を準備する必要があるのかを聞き、余裕を持って準備しましょう。