STEP9
引渡し時の現地立会い
引渡し時の現地立会いでは、売主様が購入者と共に物件を確認し、設備の故障や不具合はないか、境界標や越境はどこになるのか等を確認いたします。この段階では『不動産引渡しの準備・抵当権等抹消手続き』でありました物件が片付けもされてキレイに清掃されている状態にしておきましょう。
本記事では引渡し時の現地立会いでどのようなことが必要なのかを解説をしてきます。
現地立会い日の調整
購入者と引き渡し時の現地立会いの日程と時間を調整する必要があります。
お互いに物件を見て回り、契約の状態になっているのかどうかを確認いたします。
一般的には決済・引き渡し時に行います。
ですが、決済日当日にあまり時間がないなど、同時にできなかった時のために必ず確認をして調整をしましょう。
物件の確認と説明
現地立会いでは売主様が不動産を購入者に案内し、詳細な確認と説明を行います。売主様は不動産の状態、隣地との境界、設備の動作確認、特記事項の説明などを丁寧に行いましょう。また、物件の鍵やセキュリティシステムの操作方法に関する説明も忘れずに行います。契約時の物件状況報告書や付帯設備表の内容と一致しているか確認をします。購入希望者が物件について納得し、安心感を持てるようにすることが重要です。
引渡し時の現地立会いの時までには購入者に引き渡せる状態にしておきましょう。
契約時の物件状況報告書、付帯設備表と相違がないことを確認し、引渡し完了後に購入者から指摘が入らないようにしていく必要があります。
契約時の物件状況報告書、付帯設備表と相違がないことを確認し、引渡し完了後に購入者から指摘が入らないようにしていく必要があります。