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分譲マンションの人気設備に関する考証

2024年9月19日

最近の傾向として、ゴミ出しに関する設備やサービスが人気を集める分譲マンションの共用施設やサービスについて考えてみました。


 

分譲マンションの共用施設やサービスについては、住んでみないとわかりません。充実した共用施設やサービスは大規模マンションでないと付いていないものも多いです。
よって、便利なものの、設置率が低い施設やサービスも多く、設置されている事で管理費が高くなることもあります。


 

目次

次の3点に絞って解説させて頂きます。

 

①    ゴミ出し関連
②    防災備蓄関連
③    居住者向けサービス

 

 

 

① ゴミ出し関連

回収日や時間を気にしないでゴミを出せる「24時間ゴミステーション」は設置率も高く、人気の共用施設になります。

臭いが気になる生ごみやかさばりがちな段ボール箱などをこまめに捨てられる点が支持されています。
また、設置率は低くなりますが、「各階専用ゴミステーション」もエレベーターに乗らずにゴミ出しが出来るという点で高く評価されています。特に、運ぶ際に透明ゴミ袋の中身が他人に見られてしまうという恥ずかしさから解放されるという点も見逃せません。
マンションによっては、「ゴミ回収サービス」というゴミ出し不要サービスもあります。ゴミを持ち運ぶ手間がかからないという点が人気です。


 

② 防災備蓄関連

災害時用の食料や簡易トイレ、非常用発電機、ストレッチャーといった住民が共有して使用できるものが保管できる「防災備蓄庫」があるのもマンションのメリットです。
いざ災害が発生した際に、自宅にある備蓄品以外にも利用できるのは心強いものです。
また、災害時にスタッフがサポートしてくれる「防災ステーション」もありがたい存在です。災害時の誘導に加え、防災備蓄庫の管理・補充・防災訓練などに対応してくれます。

 

 

③ 居住者向けサービス

「宅配ボックス」は不在時でも荷物を受け取れ、家を留守にしがちな共働き世帯に特に人気です。宅配物の発送にも対応可能な「宅配ボックス」もありますし、生鮮食品などを保管できるタイプもあります。


「サイクルポート」でも、住戸ごとに区画を割り当てられている専用駐輪スペースがあります。自転車だけでなく、屋外で使う子供用三輪車やお砂場セットを置けるスペースであればことさら重宝します。


「エントランスラウンジや待合いスペース」があると、ホテルのロビーのような雰囲気を醸し出し、室内に入れずに話しができるスペースとして重宝されます。また、住民の憩いの場にもなります。
特に来客用の「ゲストルーム」があれば、ホテル並みの施設にもかかわらず、1泊数千円程度で宿泊できるため、家族や友人に喜ばれます。宿泊後も掃除してもらえるので手間いらずで済みます。

 

 

 

 

 

~まとめ~

上記に紹介した施設やサービス以外でも、「敷地内公園」や「洗車スペース」「コワーキングスペース」「キッズルーム」「パーティールーム」「コインランドリー」を設置するなど、マンションデベロッパーもマンションの付加価値を上げる創意工夫をしています。
ただし、施設用の床面積が販売床面積にならない点でマンション価格が高くなったり、行き過ぎたサービスにより、管理費等が高めの設定になる場合もあります。
立地やマンションのグレード等を勘案して、身の丈に合ったマンション選びをすることも大切です。

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